Zippo ハンディウォーマーの裏取説

Zippo ハンディウォーマーは使用方法によってより暖かくなったり、全く暖まらない場合があったり。
今回はハンディウォーマーの使用の注意事項と改造?を紹介します。
ハンディウォーマー本体

ハンディウォーマーが暖かくなる仕組み

ハンディウォーマーが暖かくなるのはオイルに着火して発熱するのではなく、オイルが気化し、バーナー(火口)のプラチナ触媒と接触し炭酸ガスと水に分解される。その時発生する酸化熱により暖かくなる。
へエエって感じだが、何ってバーナー(火口)が命なんです。

ハンディウォーマーが暖かくならないケース1

オイルを中綿に注入後、余分なオイルが漏れ出しバーナー(火口)を濡らすとバーナー(火口)はほぼ駄目になってしまいます。
乾かしても駄目、点火してもヌル~い状態。私もこれで一度駄目にしてしまいました。
防止するには、オイルを入れバーナーを取り付ける前に本体を下向きにして中綿に染み込まなかった余分なオイルを出してやります。
上記の作業は、少量のオイルを注油する場合、漏れ出す事はまずありません。
計量カップで12時間以上のオイルを注油した場合にだけ行っていただければ十分だとおもいます。
また、オイルが入ってる状態の時は、なるべく下向きにしたり、寝かしたりしないこと。
もし、火口が駄目になってしまった場合は諦めて交換部品を購入です。

ハンディウォーマーが暖かくならないケース2

下の写真を見ていただければ一番解りやすいとおもいますが、本体注油口の凸の天から中綿の天まで5mm程度のクリアランス必要です。
中綿から火口までのクリアランスです。このクリアランスが少ないものが多いらしいです。
クリアランスが少ないとオイルが十分に気化できないため、温度が上がらないのです。
もし、あなたのハンディウォーマーがこの状態なら割り箸等で中綿を少し押し込んで下さい。これでかなり暖かくなるはず。
ハンディウォーマー中綿

高性能のバーナー(火口)交換でより暖かく

Zippo純正のバーナー(火口)は通常の使用で70~90回で寿命とされてます。
そこで、「最近暖かくなくなってきたな~」と思ったら
Zippo ハンディウォーマーのバーナーと互換性のある
カイロの王様 ハクキンカイロのバーナー


このバーナーに交換してみて下さい。
こちらの方が高性能。触媒の量が全く違う。
これは私の憶測って言うかほぼ間違い無いと思うのだが
ハンディーウォーマーはハクキンカイロのOEM商品。

最後に

大切に使用すれば何十年とつかえる商品だと思う。
一度使うと使い捨てカイロなんかつかえない程、暖かく、経済性も高い。
今年も、仕事に釣りに活躍してもらいます。
  

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