マーキュリー2馬力船外機ギアオイル交換手順

今回は、シーズンオフには是非やっておきたい船外機のメンテナンス

マーキュリー及びトーハツ2スト2馬力船外機のギアオイル交換手順を写真で解りやすく説明します。

工具と部品

ギアオイル・・・トーハツ純正500cc入りを使用。オイル量は1交換につき180cc必要。

大型マイナスドライバー

廃油受け・・・500ペットボトルの頭部をカットした物
写真以外に
潤滑剤(CRC)・・・オイルプラグが固着している場合に使用
オイルプラグの交換用ガスケット・・・劣化している場合に交換

トーハツ純正ギアオイルとオイル受け

ギアオイル交換の前に

オイルプラグは赤色矢印の2カ所。このネジを外しオイル交換を行います。

が、このネジほとんどの場合固着してます。
よって、交換30分ほど前に潤滑剤(CRC)を吹き付けておきます。
オイルプラグ2カ所

ギアオイル交換手順

オイルプラグ(上側)を軽く回しておきます。ネジは外しません。固着を外すためです。

オイルプラグ上側を回す

廃油受けを下に入れ、
オイルプラグ(下側)を外します。
オイルプラグ(上側)を完全に外します。
オイルプラグにはガスケット(パッキン)が付いてますが、船外機側にくっついてる場合があります。紛失しないように気を付けて下さい。
どうしてもネジが回らない場合は、プライヤーと鉄板を使った荒技があります。こちら

オイルプラグ下側を回す

オイルプラグを外すとドロドローーとオイルが
ここで排出したギアオイルが乳白色だとギアケース内に水が混入している可能性があります。
この場合は販売店行き(T_T)

ギアオイル抜き状況

オイルプラグ穴(下側)からギアオイルを注入。

ギアオイル注入状況

オイルプラグ穴(上側)からギアオイルが溢れるまで注入します。
オイルプラグ穴からギアオイルが溢れる
次にギアオイルチューブを入れままの状態でオイルプラグ(上側)ネジを締め付け。
次にギアオイルチューブを抜き下側のネジを絞め完成!

ギアオイル交換完了

最後に廃油はスタンドに持って行くか、廃油パックなどで処理してください。
所要時間10分ほど、これでまた安心して出航できます。
今年で8シーズン目、まだまだあと10年は余裕で動いてくれそう。
私

ガスケット(オイルパッキン)は基本使い捨てです。安いものですので必ず交換を。

交換しないで、水が混入すると厄介ですからね。

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コメント

  1. ボートマン より:

    初めましてm(__)m
    うるさいけど軽いし壊れないしいいエンジンですよね(^-^)
    カウル外すのにネジがやたらと多くて苛々しますが。
    ボクは使わないかもしれないけど埃を被って残ってます。

  2. aine より:

    ボートマンさん、始めまして。
    マーキュリーのカウルだとワンタッチなんだけど、トーハツはネジ外さないと駄目なんですよね~。
    埃被ってるならオークションとか結構高値で取引されてますヨ。

  3. capman より:

    いつも勉強、参考にさせていただいてます(^^
    マーキュリーに5馬力のギアオイル交換方法も同じでしょうか?
    またオイルパッキンも記載にあるもので5馬力もいけるのでしょうか?

  4. capman より:

    はじめまして。いつも勉強、参考にさせていただきます。
    マーキュリーの5馬力も同じ交換方法でよろしいでしょうか?
    またオイルパッキンは記載にあるものでもいいのでしょうか?5馬力用のパッキンがあるのでしょうか?よろしくお願いします。

    • aine より:

      capmanさん、こんにちは。こちらにコメントして頂いていたのですね。こちらのコメント欄はスパムが多いので承認制にしてまして気付くのが遅くなりました(__)。今後はYouTubeの方でOKです。またコメントお願いします。