2馬力ミニボートの燃料携行缶を色々と比較:オススメはコレだ

今まで使用してたガソリン携行缶

2馬力ミニボートの船外機は燃料タンクが小さいので、釣りの途中で燃料の給油が必要となります。

そこで、必要になるのがガソリン携行缶

私は、2007年にゴムボートと船外機を購入し、同時にガソリン携行缶も購入しました。

一般的なガソリン携行缶で何所のホームセンターで売っているスチール製のヤツですが、

12年後の姿がコレです

ガソリン携行缶

使用後には毎回、CRC等で防錆処理していましたが

さすがに12年も経つとこの錆

最終的には給油口溶接部からガソリンが漏れしだしたので使用を止めました。

後で紹介しますが、この携行缶にはデメリットも沢山ありました。

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どの程度のガソリンが必要?

ガソリン携行缶を購入する前に検討しなくてはならないのが携行缶の容量

先ず答えから言うと、多くの方が5リットル程度のタンクを使用されてますが、少し掘って話しを進めていきます。

2ストロークと4ストロークでは燃料の消費量が倍位違います。

私のマーキュリー2馬力は2ストロークなので燃料消費は多いです。

ポイントまで3キロ、風が強く潮も早く、ギリギリ釣りになる時速3キロで流されながら釣りを6時間程度して5リットル程度消費します。

4ストロークだとこの半分位

タンク満タンで1.4リットル+携行缶5リットルなので、少し余裕を持ってます。

(あと、予備燃料1リットル持って出ます)

なので、条件が非常に悪い時は途中で燃料が怪しくなるので早めに帰港します。

4ストロークなら5リットルあればかなり余裕かと思います。

しかし、使用条件等、色々な要素で燃料消費は大きく変わります。

残燃料の管理だけは必要となります。

ガソリン携行缶の紹介とメリット・デメリット

亜鉛メッキ鋼板のガソリン携行缶(3~5リットル)

先ずは、以前私が使用していた亜鉛メッキ鋼板のガソリン携行缶

ガソリン携行缶で注意しておかなければならないのが、満タン入れられないこと

満タン入れて揺れる船の上で蓋を開けると溢れます。

高温下でエアー抜きをするとエアー抜きから溢れます。

もし、エアー抜きしないでキャップを開けると吹き出します。大事故につながります。

5リットルなら最大4.5リットルと思ってください。

  • 安い 2500円程度でホームセンターから購入可能
  • キャップ、パッキン、ノズル等交換部品がホームセンターで購入可能
  • 消防法令に適合
  • スタンドに持っていけば直接給油可能
  • 錆が発生しやすい
  • 携行缶の塗膜や鉄粉が入りやすい
  • 給油ノズルに塩水が付着する
  • 給油しにくい(重い、微調整が難しい)特に荒れた日は難しい

ステンレス製ガソリン携行缶(3~5リットル)

  • 錆びない
  • 消防法令に適合
  • スタンドに持っていけば直接給油可能
  • 値段が高い 8000~10000円程度(安い物もあるが品質は?)
  • 給油ノズルに塩水が付着する
  • 給油しにくい(重い、微調整が難しい)特に荒れた日は難しい

BMO JAPAN ポリ燃料タンク ゴリッタ(5Lポリタンク) BM-PT5

  • 安い Amazonで1777円 
  • 消防法令に適合
  • 非常に軽量である(665g)
  • 錆びない
  • 漏れる報告が多い(初期不良の交換はスムーズ)
  • 給油ノズルに塩水が付着する
  • 給油しにくい(本体は軽いが5リットル入れると重い、微調整が難しい)特に荒れた日は難しい
  • 消防法令に適合しているが、給油を拒否される場合がある

ボトルタイプ携行缶(1リットル)

ボトルタイプでもサイズが色々ありますが、今回は1リットルクラスの携行缶

そして、アルミ製ステンレス製とします

  • 非常に軽いので揺れる船上でも給油がしやすい
  • ガス欠での給油の場合はタンク容量より携行缶の方が容量が小さいのであふれる心配がない
  • ガソリンの残量管理が簡単である
  • 錆びない
  • 何かの間違いでノズルをなくしても予備は沢山ある、他の携行缶はノズルを紛失したら終わり
  • 収納しやすい(私はボックスの中に入れて保管している)
  • 消防法令に適合
  • 釣行の際は別の携行缶からボトル携行缶に移し変える手間が掛かる
  • 値段が高い 1600~2000円位 これでも5本購入すると10000円

No-Spill 1415 ガソリン缶 約5L

最後に紹介するのが、オートストップ機構がついた商品

  • オートストップ機構で溢れる心配なし
  • 残量確認窓付きで残量管理が簡単である
  • 錆びない
  • オートストップが効かない時があるとの報告あり
  • ノズルが破損したら終了
  • 値段がまあまま高いAmazonで4700円
  • 消防法令に適合していないと思われる(適合の表記なし)
  • スタンドから給油を拒否される(他の携行缶から移し変える必要がある)

私が購入したオススメ携行缶

色々迷った結果、ボトルタイプの携行缶を購入

ボトル携行缶

購入理由は、以前から1缶だけ予備ガソリン用で持っていた矢沢産業のボトル携行缶が使いやすく5缶追加しました

矢沢産業のボトル携行缶は上記のメリットに加え

給油ノズルが本体に組み込まれ、省スペースかつ海水等の付着が無い
ノズル収納時
ノズル収納時
ノズル給油時
ノズル給油時

と言うことで一番オススメがこの矢沢産業のボトル携行缶ですが、現在現在ほとんど販売されておりません。製造中止?かもしれません。

一部通販で1本3000円位のプレミア価格で売ってますがW

まとめ

以上、色々なガソリン携行缶のメリット、デメリットまとめてみましたが、何を選ぶか本当に悩みますね。

一応、オススメはボトルタイプのガソリン携行缶ですが、どれを選択するかはあなた次第

そして、最後に

ガソリンは非常に揮発性の高い燃料で、火気はもちろん静電気でも発火する可能性のある燃料です。高温下ではエアー抜きをしないと吹き出します、取り扱いには十分注意してボートライフを楽しんでください。

動画をアップしました

この記事の内容について動画を作ってアップしました。

内容はほぼ同じになりますが、よろしかったらこちらも参考にしてみてください。

2馬力船外機のガソリン携行缶を色々と比較してみた

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